2011年6月2日木曜日

政局2

 内閣不信任案否決ー予想したとおりだが、これは首相側ー野党側 win-win 。言い過ぎなら
not loose-not loose。解はこれより他にない。
可決されればどうなる?自公は結構重い荷物ー原発の処理をかかえこむことになる。
あと、なにが出るかわからない。
ある人がいわゆる半官半民を民間企業と官の悪いところの寄せ集めと表現した。
民の悪とはなにか。官・政・社会におびえている。自分たち以外敵だと思っている。だから秘密主義。
情報が漏れると不利になると思っている。従って内部・関係者の根回しが形成されて
小刻みに広報する。当然遅れる。隠蔽体質といわれる。問題は自覚症状があまりなく、当然の
順序を踏んでいるだけだと思っている。誤解が生じないように、、プロセスを踏むうち、小骨が抜
かれる。骨がなくなる。
官の悪とは、自信過剰でみあり、効率の無視である。自然独占がの分野とはいえ、総括原価方式
によって費用意識はない。。質の確保の名目で、小規模発電の参入を妨害する。大停電
で恫喝する。大停得電を防止するsmart gridの導入を「米国の陰謀」よばわりする。ソーラー発電の家庭に
蓄電設備をつけない。ソーラーの利点は分散化が可能で送電ロスがない。発電部分が工場で大量生産
できる。輸出・輸入も可能。
ソーラー技術の輸出こそ、プルトニウム工場になりかねない原発の輸出より核拡散の恐れがないだけまし。
高濃度放射性廃棄物の犯罪者による取得はテロの可能性を高める。諸外国の我が国不信の原因の一つ
である。核兵器ですら幻想の共同体ならぬ、幻想のパリテーを構成するのみである。
地震から数日、原電の廃墟に不審な車両が侵入したという。私は背筋がさむくなった。
不信任案が可決されれば与党とってはどうか。
震災後の事態で国会解散は不可能。万一やっても惨敗は目に見えている。したがって総辞職。
後継政権ば大連立以外ない。今の大幹部は権力を失う。官首相が谷垣総裁に電話で入閣を依頼する
という、当然断られるようなう動きも政治権力を手放さない「尻尾を捕まえて胴体を振り回」という手ではないか。
しかしながら、会期とか一事不再議という議会運営の知恵が伝承されていないと思う。それとも単なる改革
すべき因習と思っているのだろうか。

政局

政治はいま、佳境にはいりつつある。菅さんは尻尾を握って胴体をふりまわすことは得意である。しかも今回は財務省が完全にバックアップに回っているとみてよい。苦い政策は賞味期限切れのチームにやってもらうのが鉄則。iGoogle